好きになった人へのアプローチ
異性から
1.いかに自分が優れた人なのか
2.そして、だから、あなたは自分とつきあったほうがいい
とアプローチされたらどんな気分でしょう?
逆に
1.あなたの魅力的なところを素直に伝えてくれて
2.あなたが好きだということ
を言ってくれたらどんな気分でしょう。
最初のパターンは興ざめですよね。
しかも、1分くらいならまだしも、10分とか、下手したら30分、1時間とうとうと話される。
苦痛以外の何物でもないですね。
でも、これ、やっていませんか?
■よく見かけるんです
コンサルティングや経営塾をしているとよく見かけるんです。
1.いかに自分のサービスや商品がいいのか
2.そして、だから、買ってください
というアプローチを。
でも、実はビジネスは恋愛と同じなんです。
お客さんは、あなたの意中の人。
そう考えたときに、その人へのアプローチはどうしたらいいのでしょうか?
■役に立つ
大事なことは
1.相手が今、何を気にしているのか
2.相手が思わず笑顔になってしまうのはどんな状態を手にした時なのか
です。
そして、そのために、自分が持っている強みや知識や経験で
「どのように、役に立てるのか?」
ということを伝える。
特に大事なのが
1.相手が今、何を気にしているのか
ですが、これは
「想像」
してもわからないし、外れます。
■情報を仕入れる
だから、これは、たくさんヒアリングをして
「事実情報」
を集めるのが早道であり得策です。
そう。情報を仕入れるのですね。
これをせずにいきなり
「告知文」
などを書こうとすると
「伝えたいこと、言いたいこと」
を書き始め
「でもなんか伝わらない、わかりづらい」
気がして
「つけ足しているうちに長文になり、さらにわかりづらくなる」
ということになってしまうのですね。
【経営のレシピ】
お客さんへのアプローチは、好きな人へのアプローチと同じ。
1.相手が今、何を気にしているのか
2.相手が思わず笑顔になってしまうのはどんな状態を手にした時なのか
の情報を仕入れ
そのために、自分が持っている強みや知識や経験で
「どのように、役に立てるのか?」
を伝えていく。