既存の自分のサービスをオンライン化する時の秘訣
既存の自分のサービスをオンライン化する時の秘訣は
「今のサービスを置き換えよう」
とはしないことです。
多くの人を見ていると、このパターンに陥っているのです。
「今のサービスを置き換えようとする」
↓
「オンラインだとできないこと、やりづらいことなどデメリットに注視する」
↓
「やりづらそうだからやらない」
「やるけど、使いづらいなあと思いながらやってそれが顧客に伝わる」
「モチベーションが高くない状態でやるからサービスの質が落ちる」
など。
そうではなく、大事なことは
「目的」
です。
自分の事業、サービスの目的は何か?
そして、それを
「オンラインのツールをつかったらどう実現できるか?」
で考える。
つまり、サービスをゼロベースで組み立てなおすくらいの視点で取り組むのです。
たとえば、僕の場合。
コンサルティングで話をしていて
「あ、あの講座の資料を共有するとよさそう」
「あ、あのサイト参考になるかも」
と思っても、リアルだとプロジェクターがないと難しかったり、パソコンで見せるのもちょっと手間。
でも、オンラインだと、すぐに画面共有ができる。
あとは、クライアントのサイトなどもその場で共有しながら、アドバイスできたりもする。
もちろん、リアルの時に僕の強みでもあり、クライアントにとってもわかりやすい
「ホワイトボードでの現状や課題の見える化と整理」
は、ホワイトボードを常設し、カメラで映しながら行うことで解決できる。
では、よく使われているZoomなどの「オンライン会議ツール」の特徴は何か?
■物理的な場所関係なく参加できる
■子育て中のママなども参加しやすい
■その時間だけ集まればいいので時間効率がいい
■講座やヨガレッスンなどのレクチャー形式の場合「先生」と「生徒」の距離が近い
■都度会場を借りているケースの場合、会場費を考えなくていいので開催がしやすい&通常よりも数多く開催できる
■録画機能があり、長時間ではなく30分とか1時間くらいであれば議事録など作成せずに録画を見れば参加者以外も共有できる
■プロジェクターなどなくてもテキストやインターネット画面など共有がしやすい
■主催者側からすると10名程度の少人数であれば、ひとりひとりの顔(表情)を見ながら進めやすい
その他にもいろいろありそうですね。
オンライン化する時はぜひ
「オンラインだとできないコト、やりづらいコト」
に意識を向けるのではなく
「オンラインだからこそ出来るコト、やりやすコト」
に意識を向けていってください。
なお、これは、今回に限らず、経営者の視点として
「できない理由、やれない理由」
を見つけ、あれこれ言い訳したりするのではなく
「できる方法、やれる方法」
を見つけ、即座に動き、磨き上げたり、結果につなげていくという視点と同じです。
これだけ、環境の変化が激しい時は、いろんなことにチャレンジするいい機会です。
ぜひ、テレビやネットを見て、マイナスの情報に触れて凹んだり、愚痴りたくなったりしている人がいたら
「未来への視点」
に切り替えて
「今、自分ができることは何か?」
「今、やっておいた方がよさそうなことは何か?」
「今、これをやったら成長できそう、お客さんに喜んでもらえそうなことは何か?」
を見つけて行動していってくださいね!
なお
「自分一人じゃ無理!」
「思考のストレッチをしてほしい」
「ちょっと違う視点やアイデアが欲しい」
という人は、気軽に相談しに来てくださいね!
コンサルティングはオンラインでも対応しています。
また、週3回、こういった経営者の視点を磨き上げるためのコンテンツを無料でお届けしています。
手元に役立つ情報を置いておき、見たいタイミングや、ちょっとした空き時間に学びたい人はぜひ活用ください。