いつ休んでますか?
先日のある会話。
相手 「かりやさんっていつ休んでいるんですか?」
かりや「東京にいる時は、ほぼ毎日かな?」
相手 「???」
これは、僕が相手が聞きたいことが何かがわかったうえで、あえて混乱するような回答をした確信犯(笑)
ただ、別に、けむに巻くつもりもなく、僕にとっては
「正しい答え」
でした。
会話がすれ違う理由
コトバって
「その人なりの定義」
があるわけです。
そして、この
「定義」
がお互いに違うことが多く、結果として会話がすれ違ったりするんですね。
なお、先ほどの例は、大きな隔たりがあるので
「期待した答えとあまりに違いすぎた」
「会話が成り立っていない」
ことで
「何かすれ違っているぞ!」
と彼女は気づきました。
だから、僕の回答の後に
「えっと。。それは仕事が仕事じゃないからですか?」
という追加質問が来ました。
でも、最初の時に
「時間がある時かな」
と答えていたら、
「やっぱりそうなんですね」
とスルーしていたかもしれません。
でも、お互いの
「休み」
という言葉に対する認識はずれたままになります。
言葉を定義し、共有する
ビジネスはもちろん、人と何かをするときは
「言葉を定義」
するとともに
「共有」
することが大事なのですね。
僕が長年関わっている
「ドリームプランプレゼンテーション」
というプレゼン大会は、この仕組みを作り上げた福島正伸先生が見事なまでに
「言葉」
や
「役割」
「ルール」
を定義しています。
それは
「相互支援」
であり
「感動と共感」
であり
「自立と創造」
です。
だから、このプレゼン大会の全体をディレクションする人たちがすることは、それをみんなに伝え続け
「共通言語」
にしていくことです。
これは
「リーダー」
の立場にある人がすべきとっても大事なことです。
かりやの「休み」の定義
ちなみに、冒頭の会話のずれ。
かなり確信犯的な答え方だったのは冒頭で書いた通りです。
「休み」
というと
「カラダを休めること」
などが一般的ですね。
おそらく、彼女はその意図で聞いたのだと思います。
だから
「月に2回くらい休んでます」
とか
「日曜日は休むようにしてる」
などが、想定される答え。
でも、僕の場合の「休む」の定義は
「リフレッシュ」
であり
「仕事脳から脳を切り離す」
なのですね。
なぜなら、コンサルタントという職業は、セミナーやコンサルティングをしている時以外でも
「常に仕事のことを考えている」
からです。
街中を歩いていても
「新たなお店や閉店したお店を見ながら今のトレンドを考える」
「面白いキャッチフレーズがないかアンテナを張りながら歩き、書き留めたり写メする」
とか、カフェで仕事をしてて、
「なんとなく耳に入ってきた会話から、今、何がトレンドなのかキャッチする」
などなど。
常に脳がフル回転しているのですね。
だから、僕にとっての
「休む」
はもちろん、睡眠などはあるけど、それ以上に
「仕事脳をオフにしてリフレッシュする」
「頭中心に稼働しているので、カラダを動かしバランスを取る」
というのが僕の
「休むの定義」
です。
だから、体力増強の意味もあるけど、東京にいる時は、週5日ワークアウトしている。
そして、これが僕にとっての
「休み」
になるため
「東京にいる時は、ほぼ毎日かな?」
と答えました。
もちろん、彼女にはこの
「定義」
についても伝えました(^^)
言葉を定義する
なお、この定義は自分の定義でいいです。
ぜひ、普段使っている
「言葉」
について
「定義」
してみてください。
例えば、あなたにとっての
「休み」
「仕事」
「お金」
はそれぞれ何ですか?
【経営のレシピ】
ビジネスはもちろん、人と何かをするときは
「言葉を定義」
するとともに
「共有」
する。